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メールサーバーの設定②

XAMPPのセキュリティチェック

これでセキュリティの設定は完了です。XAMPP付属のセキュリティチェックで確認します。

ブラウザを起動してXAMPPのページ(http://localhost/xampp)にアクセスし、「セキュリティ」をクリックします。

一番下の「The test user "newuser"」のところが「SECURE」と表示されていることを確認します。

なお、このセキュリティチェックは部分的なチェックしか行っていない簡易なものなので、オープンリレーチェックを必ず行ってください。今すぐ行ってもかまいません。

OP25B未導入のプロバイダの場合

続いてSMTPの設定を行います。OP25Bが導入されていない(ポート25の通信が制限されていない)プロバイダでは、特に設定は不要です。OP25Bが導入されているプロバイダは直接送信できませんので、次の「OP25B導入のプロバイダの場合」の手順で設定してください。

OP25B導入のプロバイダの場合

OP25Bが導入されているプロバイダの場合は、他のSMTPサーバーを利用しなければなりません。プロバイダが提供しているSMTPサーバーを利用するか、もし他のレンタルサーバーなどを利用している場合は、そちらのSMTPサーバーを利用します。

「Configuration」から「MercuryC SMTP Client」を選択します。 「Smart host name」にプロバイダのSMTPサーバーのアドレスを入力し、SMTP認証が必要な場合は「Username」にユーザー名、「Password」にパスワードを入力します。これらはプロバイダから指定されているメールの設定と同じです。 プロバイダが提供しているSMTPサーバーを利用する場合 Smart host name: SMTPサーバーのアドレス Connect to TCP/IP port: 25 Username: ユーザ名 Password: パスワード 他のレンタルサーバーなどのSMTPを利用する場合 Smart host name: SMTPサーバーのアドレス Connect to TCP/IP port 587 Username: ユーザ名 Password: パスワード

ドメインの設定

これで一通りの設定が終わりました。次はダイナミックDNSサービスで取得したサーバーネームを設定します。

「Configuration」から「Mercury core module」を選択します。

「Local domains」タブをクリックして、ドメイン一覧の設定画面を開きます。「internetname」にサンプルとして設定されている「localhost.net」をクリックして削除します。同様に「localhsot.org」「localhost.com」の2つも削除します。ただし「localhsot」は残してください。削除したら「Add new domain」をクリックします。

「Local host or server」には「localhsost」と入力し、internet nameには取得したサーバーネームを入力して、最後に「OK」をクリックします。

これで、このサーバーネーム宛のメールを受け取る設定ができました。「OK」をクリックして設定画面を閉じます。

メールアカウントの作成

メールアカウントの作成をします。先ほどはメールアドレスの@の右側(ドメイン部分)の設定を行いましたが、今度は左側(アカウント部分)を設定していきます。

「Configuration」から「Manage local users」を選択します。

「Add」をクリックします。

「Username」に作成したいメールアドレスの@の左側のアカウント名を入力します。「Mail password」には、メーラーでメールを受信する際のパスワードです。この2ヶ所を入力したらOKをクリックします。

エイリアスの作成

エイリアスというのは「別名」のことで、他のメールアドレス宛てに転送するときなどに使う機能です。エラー発生時に通知する専用のメールアドレスがあり、このメールアドレスを設定して行いとエラーメールが受け取れない場合があります。メールアカウントを作成した際にAdminとposmasterというアカウントがありましたが、このメールアカウント宛のメールを、先ほど作成したアカウントへ転送しておくと便利です。 「Configuration」から「Aliases」を選択します。 「Add new alias」をクリックします。 「Alias」に「Admin@localhost」「Real address」には先ほど作成したアカウントwebmasterと入力し、OKをクリックします。 同様に、Alias「postmaster@localhost」と、Alias「postmaster@サーバーネーム」も追加します。Real addressは前の手順と同じものを設定します。すべて追加したら「Save」をクリックします。
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