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パラメータ一覧

パラメータの概要

EC-CUBEでは、様々なパラメータが用意されています。パラメータには、管理画面の「システム設定>パラメータ設定」で変更可能なものや、インストール時に設定されたものなどがありますが、ここでは、管理画面で設定できるパラメータ設定の一覧を紹介しましょう。

EC-CUBEはでは、管理画面のシステム設定>パラメータ設定から簡単に定数の値を変更することができます。ここでは「よく変更するパラメータ」と、変更にシステムの理解が必要な「変更が難しいパラメータ」に分けてご紹介します。

よく変更するパラメータ

変更が難しいパラメータ

パラメータの変更例①USE_POINT

前述の「よく変更するパラメータ」の中でも、特によく変更するパラメータを、いくつか紹介しましょう。

まず、USE_POINTです。これは、ポイント機能を利用するしないを変更設定するパラメータとなります。

ポイント機能を有効にするには、USE_POINTの値にtrueをセットします。なお、USE_POINTの値は、前掲の一覧表の通り、デフォルトでtrueとなっています。ポイント機能が有効な状態では、EC-CUBEの各画面は以下のようになります。

フロント画面TOP
マイページ
カート画面
お支払方法設定(ポイントの設定)画面
管理画面>受注管理>納品書

一方、USE_POINTの値にfalseをセットすると、ポイント機能は無効になります。ポイント機能が無効な状態では、EC-CUBEの各画面は以下のようになります。

フロント画面TOP
マイページ
カート画面
お支払方法設定(ポイントの設定)画面
管理画面>受注画面>納品書

パラメータの変更例②OPTION_FAVORITE_PRODUCT

OPTION_FAVORITE_PRODUCTは、お気に入りの商品の登録可・不可を設定するパラメータです。

お気に入りの商品の登録を可能にするには、OPTION_FAVORITE_PRODUCTの値に、1をセットします。なお、OPTION_FAVORITE_PRODUCTの値は、前掲の一覧表の通り、デフォルトで1となっています。お気に入り商品の登録が可能な状態では、EC-CUBEの各画面は以下のようになります。

商品詳細画面
マイページ画面

一方、OPTION_FAVORITE_PRODUCTの値に0をセットすると、お気に入り商品登録は不可になります。お気に入り商品登録が不可な状態では、EC-CUBEの各画面は以下のようになります。

商品詳細画面
マイページ画面

パラメータの変更例③FORGOT_MAIL

FORGOT_MAILは、顧客パスワードを忘れた場合の通知方法を設定するパラメータです。

EC-CUBEでは、お客様がパスワードを忘れた場合、以下のようにリンクを辿ることになります。

ログイン画面
パスワード再発行ページ
秘密の質問確認ページ

ここで、FORGOT_MAILに値に0をセットしてある場合、次のパスワードを画面に表示することになります。なお、FORGOT_MAILの値は、前掲の一覧表の通り、デフォルトで0 になっています。

パスワード表示画面

一方、FORGOT_MAILの値に1がセットされている場合は、パスワードは画面に表示されず、以下のようにメールで送信されます。

パスワード送信画面
メールの文面

パラメータの変更例④CUSTOMER_CONFIRM_MAIL

CUSTOMER_CONFIRM_MAILは、会員登録時に仮会員確認メールを送信する・しないを設定するパラメータです。

仮会員メールを送付する場合には、CUSTOMER_CONFIRM_MAILの値にtrueをセットします。すると、会員完了時に、以下のように表示され、仮会員メールが送付されます。

会員登録完了ページ

送付された仮会員メールのURLをクリックすれば、会員登録が完了します。

メールの文面
会員登録完了ページ

なお、管理画面>顧客管理では、仮会員、本会員の確認ができます。

顧客管理画面

開発に便利なパラメータ①デバッグモード

DEBUG_MODEは、デバッグモード機能の有効・無効を設定するパラメータです。

DEBUG_MODEの値にtrueをセットすると、デバッグモード機能が有効になり、以下のようにフロント画面、管理画面共にDBエラー等のエラーを表示します。

フロント画面
管理画面

開発に便利なパラメータ②管理モード

ADMIN_MODEは、管理モード機能の有効・無効を設定するパラメータです。

ADMIN_MODEの値にtrueをセットすると、管理モード機能が有効になり、以下のように画面各部に、処理時間を表示するようになります。

フロント画面(ブロック、画面の処理時間を表示)
管理画面(画面の処理時間を画面下部に表示)

開発に便利なパラメータ③各種ログ取得設定

SQL_QUERY_LOG_MODEは、SQLログを取得するかどうかを設定するパラメータです。SQLログを取得する時間は、SQL_QUERY_LOG_MIN_EXEC_TIMEで設定します。

また、PAGE_DISPLAY_TIME_LOG_MODEは、ページ表示時間のログを取得するかどうかを設定するパラメータです。ページ表示時間のログを取得する時間は、PAGE_DISPLAY_TIME_LOG_MIN_EXEC_TIMEで設定します。

なお、取得したログは、「システム設定>EC-CUBEログ表示」で確認できます。

EC-CUBEログ表示

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