現在の時刻を表示する
date関数の構文
日付フォーマットに従った日付文字列 = date(日付フォーマット,[タイムスタンプ])
string date ( string $format [, int $timestamp = time() ] )
以下のように記述すると、日時が得られますが、XAMPPの初期設定では日本の時刻が得られません。
<?php
header("Content-type: text/html; charset=utf-8");
echo date("Y/m/d H:i:s");
?>
そこでphp.iniの設定を変更します。
php.iniでタイムゾーンをAsia/Tokyoに変更してApacheを再起動します。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; Module Settings ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;; [Date] ; Defines the default timezone used by the date functions ; http://php.net/date.timezone date.timezone = Asia/Tokyo
もしくはphp.iniの設定が変更できない環境であれば、以下のように記述します。
<?php
header("Content-type: text/html; charset=utf-8");
date_default_timezone_set('Asia/Tokyo');
echo date("Y/m/d H:i:s");
?>
月日などの区切りの「/」「:」などのプログラムで直接記述した、フォーマット文字以外の文字列はそのまま使われます。
| 年月日 | ||
| y | 西暦年2桁 | 99または11 |
| Y | 西暦年4桁 | 1999または2011 |
| m | 月数字2桁 | 01～12 |
| n | 月数字（0をつけない） | 1～12 |
| F | 月英字（フル） | January～December |
| M | 月英字（3文字） | Jan～Dec |
| d | 日2桁数字 | 01～31 |
| j | 日数字（0をつけない） | 1～31 |
| 時分秒 | ||
| h | 時（12時間単位） | 01～12 |
| H | 時（24時間単位） | 00～23 |
| g | 時（12時間単位、0をつけない） | 1～12 |
| G | 時（24時間単位、0をつけない） | 0～23 |
| i | 分2桁数字 | 00～59 |
| s | 秒2桁数字 | 00～59 |
| 曜日 | ||
| W | 曜日数字 | 0（日曜）～6（土曜） |
| N | 曜日数字 | 1（月曜）～7（日曜） |
| I | 曜日英字（フル） | Sunday～Saturday |
| D | 曜日英字（3文字） | Sun～Sat |
| 午前／午後 | ||
| a | 午前／午後（小文字） | am/pm |
| A | 午前／午後（大文字） | AM/PM |
| その他 | ||
| L | うるう年 | 1:うるう年、0:うるう年ではない |
| l | サマータイム | 1:サマータイム、0:サマータイムではない |
| t | 月の日数 | 28、29、30、31 |
| z | 1月1日からの通算日 | 0～365 |
| W | 年単位の週番号（月曜日から） | 10のとき:年の第10週目 |
| S | 英文の序数を表す語 | st、nd、rdまたはth。jと一緒に使用する |
time()関数は現在の時刻をタイムスタンプで取得する関数です。
1970年1月1日0時0分0秒（GMT:グリニッジ世界標準時）からの秒数です。PHPは日付、時刻を「秒」で管理しています。
タイムスタンプを生成する
mktime()関数の構文
タイムスタンプ = mktime(時間,分,秒,月,日,年[,サマータイムオプション]);
int mktime ([ int $hour = date("H") [, int $minute = date("i") [, int $second = date("s") [, int $month = date("n") [, int $day = date("j") [, int $year = date("Y") [, int $is_dst = -1 ]]]]]]] )
mktime()関数は「サマータイムオプション」から左へすべて省略できますが、後から見たときにわかりにくくなるので、年月日時分秒は記述することをお勧めします。
<?php
header("Content-type: text/html; charset=utf-8");
//今日の日付
$y = date("Y");
$m = date("m");
$d = date("d");
//5日後のタイムスタンプを取得
$after_5day = mktime(0,0,0,$m,$d+5,$y);
//date関数に5日後のタイムスタンプを指定
echo date("Y年m月d日",$after_5day);
?>
<?php
header("Content-type: text/html; charset=utf-8");
//今日の日付
$y = date("Y");
$m = date("m");
$d = date("d");
//4年3か月前のタイムスタンプを取得
$before_43 = mktime(0,0,0,$m-3,$d,$y-4);
//date関数に5日後のタイムスタンプを指定
echo date("Y年m月d日",$before_43);
?>
今月の0日を指定すると、先月の最終日を取得することになります。
<?php
header("Content-type: text/html; charset=utf-8");
//今日の日付
$y = date("Y");
$m = date("m");
$d = date("d");
//前月の最終日を取得
$last_date = mktime(0,0,0,$m,0,$y);
//date関数に前月の最終日のタイムスタンプを指定
echo date("Y年m月d日",$last_date);
?>