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HTML5の現状

HTML5の利用は、HTML4.01やXHTML1.0の利用規模と比べるとまだまだこれからというのが現状です。HTML5に移行したものの、DOCTYPE宣言といったページの基本情報を書き換えたのみで、HTML5の新機能はほとんど導入していないというサイトも多く見られます。どちらかというと、一般的なWebサイトよりも、スマートフォン向けのWebアプリケーション開発分野での導入が先行して進んでいます。

しかし、ブログ構築ツールとして多くのユーザーに利用されているWordPressでは、HTML5で記述されたテンプレートが標準搭載されるなど、一般的なWebサイトでもHTML5の移行は着実に進んでいます。

なお、Internet Explorer 8以前ではHTML5が新規にサポートしたタグを認識できないという問題が発生しますが、JavaScriptによって対処することが可能です。新規にサポートしたタグを使用しない場合は、対処する必要はありません。


HTML5で記述されたAppleのホームページ(http://www.apple.com/jp/)やWordPressの標準テンプレートで生成したブログサイト(http://demo.opensourcecms.com/wordpress/)。

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