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アウトラインに反映されるセクションと見出し
HTML5では、右のタグでマークアップした箇所がページの構造体（セクション）の1つとして認識され、アウトラインに反映されます。このとき、セクションの中に<h1>～<h6>でマークアップした見出しが含まれれば、それがセクションの見出しとしてアウトラインに表示されます。複数の見出しが含まれている場合は、最初の1つがセクションの見出しとなります。また、見出しが含まれていない場合には、「Untitled」といった代替の見出しが表示されます。
- セクションを構成するタグ
- <article>／<nav>／<aside>／<section>
- 最上位階層のセクションを構成するタグ
- <body>
セクションを構成するタグは、「セクショニング・コンテンツ」カテゴリーに属するものとなっています。HTML5のカテゴリーについてはP.54を参照してください。
<header>や<footer>、<div>などはアウトラインには影響しません。
サンプルAの場合、<nav>の中には見出しを記述していませんので、「Untitled Section」という代替の見出しが表示されます。
また、このサンプルでは上記ルールにより、<h1>は<body>、<h2>は<article>、<h3>は<section>が構成する見出しとしてアウトラインに表示されています。
STEP3-10のサンプルBのアウトラインを確認すると、以下のようになります。サンプルBでは、見出しを持たない2つの<nav>と、1つの<aside>の構成するセクションが、「Untitled Section」として表示されます。
HTML5でマークアップしたサンプルBのページ。
アウトラインの表示