HTML5では新しいタグが追加されましたが、多様なコンテンツに対応できるほどボキャブラリーが増えたわけではありません。また、実際のコンテンツを新しいタグでどのようにマークアップすべきかについては、製作者の立場によってさまざまな意見があり、議論されている状態です。
そのため、現時点ではHTML5の新しいタグでマークアプしても、検索エンジンで特別扱いされることはないとされています。
一方、microdataには主要な検索エンジンが対応して実用化が進んでおり、メタデータの付加という点においては、microdataを利用する方がメリットがあると言えます。
ただし、HTML5で新しく追加されたタグを利用すると、Webページの論理構造を従来よりも明確に記述し、見出しを柔軟に扱うことができるようになるといったメリットもあります。そこで、現状では、利用できる部分には新しいタグを導入しつつ、microdataでメタデータを付加していくようにするのがよいでしょう。
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