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セマンティックWebの実現

セマンティックWebを実現する方法はさまざまですが、Web製作の立場からのアプローチとしては、「セマンティック・マークアップ」と呼ばれる方法が主流となっています。セマンティック・マークアップでは、ページ内の情報に対してメタデータ(セマンティクス)を付加しますので、既存のページをそのまま利用することができます。

セマンティック・マークアップにもさまざまな方式がありますが、たとえば、右のように<h1>でマークアップした箇所にコメントの形で「ブログ記事のタイトル」というメタデータを付加するのも、セマンティック・マークアップの1種と言えます。ただし、コメント形式でメタデータを付加しても、これを取得し、処理し、活用するシステムやサービスは存在しません。メタデータが活用されるようにするためには、標準規格としてまとめられ、多くのWebページや検索エンジンで採用されている方式を利用する必要があります。

<h1>
森の中でピクニック
</h1>
<h1>
<!-- ブログ記事のタイトル -->
森の中でピクニック
</h1>

HTMLのコメントの形でメタデータを追加したもの。

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