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ブラウザにおける未対応要素の表示

HTML5に対応したブラウザでも、HTML5で追加されたすべての新しい要素に対応しているわけではありません。未対応な要素を表示した場合、その要素に適用されるデフォルトスタイルシートはありませんので、HTML4.01やXHTML1.0におけるインライン要素と同じ形で表示されます。

なお、未対応な要素に対してスタイルシートを適用し、見た目のデザインを揃えて表示することは可能です。たとえば、display: blockを適用すると、未対応な要素でもブロック要素として表示することができます。Internet Explorer 8以前のブラウザを新しい要素に対応させるJavaScriptのライブラリ(P.68)でも、display: blockの設定が自動的に適用されるようになっています。


A
A
A

A
B
C

<section>に対応したブラウザでの表示。マークアップした部分の前後に改行が挿入されます。

A
B
C

<section>に未対応のブラウザでの表示。マークアップした部分の前後に改行は挿入されません。

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