font-familyは、指定したフォントの種類（フォントファミリー）を設定するプロパティです。フォントファミリーとは、デザインの一貫性を保つため、通常のフォントや太字、イタリック体、斜体など複数のフォントがまとまったものをいいます。
値には、フォントファミリー名か総称ファミリー名を、複数指定することができます。優先して適用させたい順に、カンマ（,）で区切って指定します。
フォントファミリー名を指定します。必ず引用符（「"」または「'」）で囲みます。
ユーザーの利用するシステムにそのフォントがインストールされていなければ表示されませんので、一般的なフォントファミリーを指定しましょう。
各フォントファミリーを、「serif（明朝体）」「sans-serif（ゴシック体）」「cursive（筆記体・葦書体）」「fantasy（装飾的なフォント）」「monospace（等幅フォント）」の5つに分類したものです。
指定したフォントファミリーが利用できない場合、総称ファミリーを指定することで、ユーザーの利用するシステム環境の中で適切なフォントが表示されますので、値の最後に指定することを推奨します。