指定した要素の文字色を指定するプロパティです。値には、色を「RGB値」または「キーワード」で指定します。
RGBとは、コンピュータで色を表現する際に用いられる表記法の1つです。光の三原色である赤（R）・緑（G）・青（B）を組み合わせて、色を表現します。
#に続けてRGBの各値を2桁ずつの16進数（0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、a、b、c、d、e、f）で示します。各色は256段階の諧調をもっており、これらを組み合わせることで、256×256×256 = 1677万7216色の表現が可能です。
#に続けてRGBの各値を1桁ずつの16進数で示します。1桁の値は同じ数字をもう一つ並べた状態を表します。つまり、「#123」は「#112233」を表します。指定できる色は限定されますが、Webセーフカラーであればこの書式を指定できます。
Webセーフカラーとは、環境を問わずに256色しか表示できないコンピュータでも綺麗に表示される色として、以前からWeb上で多用されているものです。具体的には、RGB値で16進数を「00、33、66、99、CC、FF」のどれかを使って組み合わせればWebセーフカラーになります。全部で216色（6×6×6）あります。