HTMLには、どの要素にも指定できる汎用属性としてstyle属性が用意されています。この属性には、値としてCSSを直接記入して適用させることができます。
<p style="font-color:#FF0000; font-weight:bold;"> style属性を指定しています。 </p>
しかし、この方法だとスタイルシートの言語の種類(text/css)や適用メディアを指定できません。また、構造と表示が分離していない状態となり、スタイルシートを使うメリットの多くが失われることになります。XHTML1.1では、style属性は非推奨とされています。以上のことから、style属性は基本的には指定しないようにしましょう。
どうしても必要な場合は、下記のソースのようにmeta要素を入れ、そのスタイルシートの言語がCSSであることを示すようにしてください。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" /> <meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" /> <title>サンプル</title> </head> <body> <p style="font-color:#FF0000; font-weight:bold;"> style属性を指定しています。 </p> </body> </html>