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動作環境について

PHPは4.3.11以降または5.0.x以降が必要

EC-CUBEはPHPで書かれたソフトウェアですので、これが動作するサーバ環境が必要となります。

なお、PHPはプログラミング言語の1つです。比較的簡単に扱えるスクリプト系言語として人気があり、Webサイトの構築によく使われます。詳しくは、日本PHPユーザ会(http://www.php.gr.jp/)のページを参照してください。

ただし、一般にサーバー環境の仕様として「PHP」と記載されている場合は、プログラミング言語そのものを指すのではなく、Webサーバソフトウェア上で動作するように設定されていることを指します。現在、EC-CUBEはPHP4.3.11以降、PHP5.0.x以降が必要です。一般的にPHPが利用できる環境では、この要件を満たしている場合が多いですが、念のため確認しておきましょう。

  1. スクリプト言語
  2. コンパイラー言語
  3. コンパイラー

データベースはPostgreSQL7.4.x以降またはMySQL5.0以降

EC-CUBEは、情報の格納部分ではほとんどデータベースを利用しています。EC-CUBEでサポートされているデータベースは、PostgreSQLの7.4.x以降、MySQLの5.0以降です。

特に間違えやすいのは、MySQLのバージョンです。MySQLがインストールされているレンタルサーバーは多く存在しますが、その中で古いものは4.0系、4.1系である場合も稀にあります。EC-CUBE2.4系まではMySQL4.1系もサポートされていましたが、そのためにパフォーマンスを犠牲にしていたため、2.11の公開を機に、MySQL4.1系のサポートは打ち切られました。利用しているサーバ環境でMySQLがインストールされている場合でも安心せずに、バージョンを確かめましょう。

なお、PostgreSQLについての詳細は日本PostgreSQLユーザ会(http://www.postgresql.jp/)、MySQLについての詳細は日本MySQLユーザ会(http://www.mysql.gr.jp/)のページを参照してください。

  1. データベース
  2. リレーショナル(関係)データベース
  3. リレーショナル(関係)データベースマネジメント(管理)システム(WikiPedia)
  4. MySQL
  5. PostgreSQL
  6. SQL

動作可能なレンタルサーバーについて

上記のような条件を満たしたサーバーを自前で用意するのが困難な場合は、レンタルサーバーを利用することもできます。EC-CUBEが動作可能なレンタルサーバーには以下の4種類があります。

  1. EC-CUBE公式の「EC-CUBEクラウドサーバー」
  2. 開発元であるロックオン社と正式に提携しているオフィシャルホスティングパートナー
  3. ロックオン社と提携していないもののEC-CUBEを付属サービスとして導入しているレンタルサーバー
  4. 動作保証していないもののインストール要件を満たしているレンタルサーバー

EC-CUBEを使うためにはこれからレンタルする場合であれば、やはり①のEC-CUBEクラウドサーバー(http://www.ec-cube.net/server/)が最適でしょう。EC-CUBEクラウドサーバーは、EC-CUBEの開発元ロックオン社の開発元のロックオン社の開発チームと、レンタルサーバー大手のファーストサーバーが共同で開発を行い、EC-CUBEに最適化されたホスティング環境を提供しているものです。パフォーマンスも他社に比べて高く、比較資料も提供されています。(http://ec-cube.fsv.jp/service/performance.html?cid=news_110623&xadid=news_110623)。また、利生者向けに、登録された商品をFacebookに連動させることができたり、テンプレートを無料でダウンロードできたりと、EC-CUBE利用者向けのサービスも充実しています。30日間無料ですので、十分検証することも可能です。

その次には、②の正式に提携しているオフィシャルホスティングパートナーには7社が名を連ねています。これらのレンタルサーバーは、EC-CUBEを初期状態でインストールしているか、もしくはワンクリックで導入できます。動作検証も完了しているので、安心してEC-CUBEを利用することができます。

③や④のような、EC-CUBEサポートを謳うレンタルサーバーは、いまや無数に存在します。ただインストールは自ら行う必要があったり、特定のモジュールは動かないなど問題が発生する場合があります。①や②でも当然必要ですが、③や④は、より注意深く検証してから契約することをお勧めします。

また、EC-CUBEが動作する以外に、SSLに対応していなければ、EC-CUBEを安全に運用することができません。①や②は安心できますが、③や④についてはSSLに対応していない可能性もありますので、注意して契約するようにしましょう。

  1. レンタルサーバー/ホスティングサービス
  2. Facebook/FB
  3. テンプレート/雛形
  4. モジュール
  5. SSL

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